「勝てる予算」を弾くために、あらゆる経験と情報網を駆使。

鈴木 裕幸 Hiroyuki SUZUKI

土木部土木課
入社年/平成18年
専攻/大学院 理工学研究科 建築システム工学

鈴木 裕幸 Hiroyuki SUZUKI

土木部土木課 入社年/平成18年 専攻/大学院 理工学研究科 建築システム工学

スケールの大きさに惹かれて

土木工事に携わりたくて大学に進んだ自分にとって、卒業時の進路には迷いはありませんでした。その中で中村組を選んだのは、橋梁やダムといった大型工事の経験が多かったことが決め手でしたね。何といっても、私にとって土木の魅力はスケールの大きさ。仕事が目に見えるものづくりの中でも、土木が関わる橋や構造物は巨大で、寿命も長い。それがたまらない魅力ですね。

作業風景

入札に勝つために、情報網を駆使

担当する土木積算業務は、簡単にいえば工事にかかる費用を算出する仕事です。ただし1件の工事に対して、まず作業内容を詳細にシミュレートし、どれだけの人数が何日必要で、どれだけ資材や機材を使うのかをすべて計算し、金額としてはじき出す必要があるので、それなりの経験と慎重さが求められる業務といえます。
中でも重要なのが、入札に勝てる見積り作りです。公共工事の公開入札では、ライバルよりも安く、しかし最低入札金額を下回らない、ギリギリの見積り額をはじき出せなければいつまでも勝てませんから、まさに真剣勝負。もちろん、基本的には最適な工法の選択や材料メーカーとの交渉など「いいものを安く」するための努力があるわけですが、最低入札金額を下回って失格、では務まりません。公開されていないものをどうやって、と思われるかもしれませんが、そこで長年現場管理をやってきた経験と、協力業者さんとの協力関係が生きてくるわけです。ライバル社が使いそうな資材の相場や、導入される可能性が高い工法のコストなど、ありったけの情報を集めて勝負に挑んでいます。

作業風景
 

過去の苦労が、現在の仕事を支える

当社では、だいたい入社5年目くらいに一人で現場管理を体験します。私の場合は、名古屋市の水処理センターの現場でした。初めての一人現場では、たいていの社員が予算管理の難しさに直面するといいます。私も例に漏れず、予算管理には苦労しました。他にも段取りのまずさから資材の調達に苦労したり、予定外の作業が発生したりと、現場管理の難しさを改めて知らされましたね。ただし、こういう経験を幾度も乗り越えてこないと、現在の土木積算という仕事はできません。
また、お客様との打合せではその場ですぐに提案や回答を求められることもあります。しっかりと自分の考えを持ち、お客様の要求に対応できるようになるのが今後の目標です。そのためには、さらに経験を積み、技術的なことも含めて知識を身に付けることが重要だと思っています。経験豊富な上司・先輩方が大勢いらっしゃるので、いろいろなことを吸収していきたいですね。

人物

証が後世に伝わる仕事

近年の大きな仕事は、市内を走る鉄道の立体化工事に伴い、橋脚を4本担当したこと。景観すら大きく変える事業に参加でき、しかもその証が何十年も残るというのは、やはりこの仕事に携わる一番の醍醐味といえますね。土木は何もなかった場所に大きな構造体を作る仕事が多いので、その喜びもひとしおです。

OFF TIME

最近は子どもと過ごすことがオフの最優先事項。公園、買い物など、親子で楽しんでいます。